10月, 2017年

精神安定剤(抗不安薬)両方面についての比較

2017-10-16

作用時間の比較

精神安定剤は、短時間型・中間型・長時間型・超長時間型の4つに分類されます。

作用時間の長さは、4つのタイプに分類することができます。

  • 短時間型:効果のピークは1時間未満、作用時間は3~6時間
    (グランダキシン・リーゼ・デパス)
  • 中間型:効果のピークは1~3時間、作用時間は12~20時間
    (ワイパックス・ソラナックス/コンスタン・レキソタン)
  • 長時間型:効果のピークは1~8時間、作用時間は20~100時間
    (セルシン/ホリゾン・リボトリール/ランドセン・セパゾン)
  • 超長時間型:効果のピークは1~8時間、作用時間は100時間~
    (メイラックス・レスタス)

短時間~中間型に関しては、即効性を期待して使うことが多いです。一方で超長時間型は、飲み続けていくことで全体的に落ち着かせる土台をつくるようなお薬です。長時間型は即効性も期待できますし、飲み続けていくことで不安を落ち着かせていくこともできます。

作用時間によって副作用も異なってきます。

  • 短いほど依存しやすい
  • 長いほど身体に薬がたまって眠気やふらつきが出やすい

といえます。

強さの比較

精神安定剤は、抗不安作用・催眠作用・筋弛緩作用・抗けいれん作用の4つの作用があります。

患者さんの不安の状態から、どの作用時間の抗不安薬が適切か考えていきます。その上で、作用の強さを比較して選んでいきます。

短時間型では、デパス>>リーゼ>グランダキシンです。デパスは催眠作用が強く、睡眠薬にも分類されることがあります。また、筋弛緩作用も強いので、肩こりなどにも使われます。

中間型では、レキソタン>ワイパックス≧ソラナックス/コンスタンです。いずれも抗不安効果が強く、不安の発作にも使われます。レキソタンは筋弛緩作用が強いです。

長時間型では、ランドセン/ランドセン>セパゾン>セルシン/ホリゾンです。セルシン/ホリゾンには注射があります。服薬ができない時は、筋肉注射が有効です。

超長時間型では、レスタス>メイラックスです。このタイプは非常に作用時間が長いです。このため、副作用が一度出てしまうと抜けるのに時間がかかってしまいます。ですから、副作用の穏やかなメイラックスの方がよく使われています。

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